
こんにちわ。
福岡から沖縄に嫁いで10年目のきなこです。



沖縄移住って憧れるけど、実際住んでみてどんなかな。
独特の沖縄文化ってどう?



日本のハワイみたいなイメージあるよね。
実際住んでみて文化が違うなーと思った事が沢山あるから書いていくね。
沖縄好きの方や沖縄に興味のある方は暇つぶし程度に読んでいってくださいね。
食事編
お祝いやパーティーはチキン必須


- 誕生日
- お正月
- クリスマス
- シーミー(沖縄のお墓参り)
- などなど
家族が何かと集まるお祝い事にはチキン必須です。



ケンタッキー以外でも沖縄県内には沢山のチキン屋さんがあってすぐに買える環境だよ。
基本豚肉を良く食べる


- 三枚肉
- ゴーヤーチャンプルー
- などなど
沖縄料理は豚肉使用率高めです。
とにかく豚肉を使った料理が多いです。



牛肉は、焼き肉の時ぐらいにしか食べないかな。
沖縄の人はBBQが大好きだから、その時は牛肉だけどね。
年中スーパーにゴーヤーが売っている


県民食ゴーヤー
沖縄は夏場以外でも年中販売していつでも購入できます。
おじーおばーは水の事を『ワーラー』と言う


沖縄そば屋や定食屋に行った際に、セルフの水タンクに手書きで【ワーラー】と書いているお店があります。
英語を喋れない昔の方(今のおじいちゃん・おばあちゃん達)が基地内で働いている時に
『WATER』⇒『ウォーター』⇒なまって『ワーラー』で通じるようになったそうです。



沖縄に観光に来られた時、お店でわ〜ら〜と書いているキーパーの中身はただの水だよ。
お出かけ中のランチは大抵沖縄そば


- 県内は沖縄そば屋だらけ。お店探しに苦労しない
- 待ち時間がない
- 安くて美味しい
- ほとんどのお店は座敷があるので小さい子連れでも入りやすい



子供達が小さい頃はお出かけしたら、必ずそば屋だったよ。
ヤギを食べる


こちらも、お祝いになると「ヤギ1頭、汁にして出すからね」と。



お祝いで食べる為に飼ってる人もいるよ。



情が湧いて、食べるの辛くなっちゃわないのかな。



そう思うよね。。。。
実は、きなこは一度も食べた事がないんだ。
とにかくクセがある匂いで好き嫌いは分かれるよ。
ステーキ に食らいついて、コーラを飲んでいるおじーおばーをよく見かける


沖縄はアメリカ文化が色濃く残っています。
美味しそうにお肉を食べ、コーラをのんでいるおじーおばーをよく見かけます。



歯が弱った患者さんに何が食べたいか聞くと9割はステーキと言うよ。良くお肉を食べるから沖縄のお年寄りは元気なんだろうね。
生活編
雨が降っても傘をささない


【帰って着替えればいいやー】って感じで、ずぶ濡れになっている学生さん、よく見かけます。



我が子も。
基本傘を持ちたがりません。
県民の方に聞いても帰ってくる言葉は『傘さしてもどーせ濡れるからね』
台風が来ると聞いても驚かず、淡々と準備作業


とにかく台風に慣れています。



なんなら、日常茶飯事的な感じ。
【はいはい、また来たね。いらっしゃい】って感じで家の台風対策を始めるよ。
湯船に浸かる事はほぼない(湯船自体がないお家も多い)


とにかく年中暑いので、お風呂はシャワーでささっと済ませます。



年中暑いから、湯船に浸かりたいってならないんだよね。
シャワーしか付いてない物件も実際多いよ。
待ち合わせ時間に出発する人もいる(うちなーたいむ)


沖縄の言葉で【よんな〜よんな〜(ゆっくりゆっくりやりましょう)】って言葉があるように
沖縄県民は、温和でゆっくり・のんびりしています。



それが故に、出発時間もよんな〜な傾向だよ。
時間に来なさそうな知り合いだったら、待ち合わせ時間を早めに設定したりするよ。
困ったときは「なんくるないさー」(なんとかなるよ)


この言葉を使う時
- 慰めの言葉
- 何とかなって欲しいという願望
- 何とかならない時の逃げの言葉



なんくるならない時もあるんだけどね。
会話中、返事はほぼ「だからねー」


『だからねー』⇒『そうよねー。』『そうかそうか』と話をするときに、相槌をうって共感する時に使います。



会話がこれで終わってしまう事も良くあるよ。
行列が嫌い(並んでまで買わなくて・食べなくてもいい)


人気のお店に1時間待ちなどの行列を作っているところは稀です。



県民は、基本的に行列が大嫌いだよ。
何時間も行列に並んで人気の物をゲットするより、すぐに買える、すぐに入れるお店を選びます。
沖縄初に弱い





沖縄にセブンイレブンが上陸した時はニュースで生中継をやるほど湧いたよ。
日本にはあっても、沖縄だけないものがやって来たときに県民はテンションMAXです。
おじーおばーの方言は県民でも、若い世代はほぼ何言ってるか分からない


沖縄県民なら、方言も聞き取れる・話せると思われがちですができませんよ。
特に若い世代の子達はうちなーぐち(方言)に触れる機会が極端に少ないので。



核家族化で、方言の聞き取りすらできない子も多いです。
名前を【さん付け】【ちゃん付け】しない


沖縄は、同じ苗字が多いです。
なので、苗字で『○○さん』と読んでも複数人が振り返るなんて事が起きてしまいます。



学校では下の名前で◯◯さんと呼ばれます。
大人になると、初対面から下の名前で呼び捨てされる事もあるので最初はビックリしたよ。
だけど、下の名前で呼び捨てで呼ばれる時は、仲良くなりたいという好意的な意味合いになります。
名前の語尾を必ず伸ばす


- まさる⇒まさるぅー、まーさー
- まさひろ⇒まーさー
- あきこ⇒あーきー
- あきな⇒あーきー
- ちなつ⇒ちーな
- なつみ⇒なーつ



本当の名前がわからない笑
名字を聞いただけで沖縄姓かそうでないか大体わかる。沖縄姓ではなければ「ハーフだねー」と言われる


沖縄の苗字は、大抵決まっているので聞けばすぐに【沖縄県民】とわかります。
対して、そうじゃない場合はすぐに沖縄県以外の出身の方とわかりますね。



純日本人何だけど、県民の夫と県外の私の子供は【ハーフだね〜】と言われるよ。
昔は沖縄は外国扱いだったから、その名残なのかな。
読めない土地名が多い


- 奥武山町【おうのやまちょう】
- 十貫瀬【じっかんじ】
- 銘苅【めかる】
- 安仁屋【あにや】
- 我如古【がねこ】
- 桴海【ふかい】
- 伊奈武瀬【いなんせ】
- 勢理客【じっちゃく】
- 為又【びいまた】
- 御殿敷【おどんじき】
- 饒波【のは】
- 和宇慶【わうけ】
- 東風平【こちんだ】



これでもほんの一部だよ。
沖縄以外の日本の県を【内地】【大和(やまと)】と言い、内地から来た人を【ないちゃー】【やまとんちゅ】と言う


沖縄県民は、県外の方への反応が比較的敏感です。



顔を見ただけ・少し話しただけで「あんた、ナイチャーね?」と聞いてこられる方も多いよ。
どんなに寒くても暖房は付けない


沖縄本島は、寒くても10℃以下になることはほぼありません。
基本、温かい気候で過ごしてるので、11月後半〜12月にかけて20℃を切ってくると寒いと感じます。



暖房に慣れていない事・結構寒くても我慢はできる程度の気温なので暖房器具を使っている家庭は少ないよ。
12月に半袖で外を歩いている人がまあまあいる


上記で書いたように、寒いと感じる気温20℃以下になっても、日中の直射日光下では汗ばむ事が多々あります。



冬と呼ばれる季節でも、半袖で過ごしている県民を良く見かけるよ。
9月からショップに秋物冬物が並ぶけど誰も買わない(まだまだ夏だから)


実際の気候は夏なのに、季節は秋なので本土に合わせて店頭には秋服冬服が並びます。



カレンダーは秋から冬でも、沖縄はまだまだ夏だから売れないよ。
コート・ブーツを持っている人はいても、着ている県民はほぼいない


- そもそもコートとブーツを着たいと思わない(暑いから)
- 年中高湿度でブーツはすぐにカビが生える(管理が難しい)



引っ越しする時にコートもブーツも持ってきたけど、結局着る機会なくて実家の母に譲ったよ。
基地内で働いている人は英語がしゃべれなくても、なんとなくの【和製英語】で通じている


会話のニュアンスで通じるって凄い。



なーんとなくの英語っぽい和製英語で会話できてるんだよね。
沖縄のビーチでビキニで楽しそうにしているのは観光客。県民は水着を着ない。ビーチでほぼ泳がない


県民にビキニなんて選択肢はありません。洋服か半袖半ぱんです。



逆にビキニを着てる人を見ると【観光客の方だね〜】と遠い目で見てます。
なにかとビーチパーティーしたがる


県民の海の楽しみ方は、【泳ぐ】ではなく【ビーチでBBQ】
- お酒を飲んで
- 肉食べて
- お酒飲んで
自転車に乗っている人をほぼ見ない


自転車人口が他県比べて極端に少ない理由
- 沖縄県内の鉄道は、那覇市のモノレールのみ
- 沖縄のバス停近辺に駐輪場がない
- 沖縄は車社会で、学生さんなども親の送迎や友達同士でタクシーの乗り合いしている方も少なくない
まとめ
以上、沖縄のあるある話ほんの一部になります。
いかがだったでしょうか。



沖縄に住んでみないと分からない事ばっかりだね。



まだまだ沢山あるので、次回また沖縄の暮らしで思ったことを書きますね。
沖縄に興味がある方は是非また遊びにきてください。