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コロナウィルス感染予防の為、入院患者さんの面会がリモート面会になった結果

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2020年、コロナウィルスの大流行に伴い現在、緊急事態宣言が再発令しています。

 

どこの医療機関も、早々に面会禁止対応となっています。

 

キナコの職場は、現在パソコン画面同士でのリモート面会対応となっています。

 

今まで病院に来れば直接会えていた以前に比べ、画面越しでしか面会できなくなってしまったことで起きている入院患者さんと家族の現状・看護師として思うこと

を書きました。

 

是非読んで行ってください。

 

 

 

リモート面会の意味が理解できる患者さん

院内は比較的高齢者の患者さんが多く、説明し現状を理解できる患者さんと、認知症を含めて)そうでない患者さんがいらっしゃいます。

 

コロナで感染予防で直接面会出来ないことを理解できる患者さんは、比較的笑顔で面会される方が多いです。

 

 

元気ねー?体調はどんな?ご飯食べてる?

また来るよね!

家族

 

来てくれてよかったですね!

 

家族が帰られた後に寂しくて泣いてしまう患者さんもいらっしゃいますが、現状が理解できるので寂しい気持ち・辛い気持ちに寄り添い話を聞いて落ち着きます。

 

 

コロナの現状やリモート面会が理解できない患者さん

患者さんだけが理解できない場合

パソコン前に誘導した際に、話ができる患者さんであれば【なんで会えないの?】と疑問から始まります。

 

しかし、それを何度説明しても病気の影響で理解が難しい場合、とりあえずご家族とパソコン上で話してもらって会話してもらいます。

 

家族
元気ねー?

ご飯食べてる?

 

なんでそっちにいる!?

早くこっちに来い!

 

家族
おじー、コロナが流行ってるから会えないわけよ。

 

はあ!?【看護師に向かって】やー(お前)早く連れてこい!

 

ごめんなさいね。○○さん。コロナで面会禁止になってて、、、

 

ふざけるな!!!!!

 

家族
おじー!仕方ないでしょ!看護師さん、ごめんなさいね。

 

ちょっと興奮されているようなので、また次回にしましょうね。ありがとうございました!

 

こら!わー(俺)も帰るって言ってるだろ!。。。。。。

 

 

この後、興奮が落ち着くまで寄り添います。

 

現状の理解ができないからこそ、怒りがくるのは当然ですね。

 

時には手が出る患者さんもいらっしゃいますが、お互い怪我しない程度に避けながら興奮が落ち着くまで寄り添って経過をみます。

 

逆にリモート面会をしたことで、精神状態が悪くなる方もいらっしゃいます。

 

お互い会いたいし、お家に帰りたいんですよね。

 

 

患者さんも家族も理解ができない場合

  1. 画面上での会話が噛み合わない
  2. 画面上で、お互い無言
  3. 【なぜ会えないのか】【いますぐ会わせろ】と患者さんの隣にいる看護師に怒鳴る家族
  4. 画面越しで怒っても納得いかないので、パソコンの向こうで家族対応スタッフに怒っている
  5. 患者さんも怒る Or 家族がなぜ怒っているのか分からない
  6. 患者家族に何度説明しても納得してもらえないので看護師疲弊

 

こんにちわー

 

こんにちわじゃないだろ!会えないなんておかしいだろー!

 

ごめんなさいね。コロナで。。。。。

 

[st-kaiw4 r]だから会えないなんておかしいだろうが!どうなってんだ、この病院!

こんな病院すぐに退院させる![/st-kaiwa4]

 

とてもお気持ちわかります。お辛いですよね。でもまだ○○さんは治療中で。。。

 

だからすぐ会わせろって言ってるだろ!

 

。。。。。。。

 

最終的に病棟師長【責任者】へ交代するしかない場合もあります。

 

【感染対策で】とわかりやすい言葉で説明しても、怒鳴られ続けると、チーンとなることもありますね。

 

 

 

リモート面会になった事でのご高齢患者さんの変化

認知症の患者さんであると、変化が著名に現れます。

 

  1. 面会禁止になって、家族の名前が出てこなくなる
  2. 家族の事を忘れてしまう
  3. 私は【奥さん、旦那さん】【子供 孫】はいないと言い始める
  4. そして家族も傷つく

 

家族を理解できていた患者さんが、面会にくるたびに徐々に記憶が薄くなり、【どなたですか?】と言われた時の家族の表情は近くで見ていても辛いものがあります。

 

リモート面会をできない程度の状態悪化があった場合

キナコの病院では、リモート面会のパソコンは有線接続されているため、卓上のみの面会になります。

状態悪化でベットから動けない患者さんのリモート面会はできなくなります。

ベットサイドに持っていけるように交渉中ではありますが。。。。

 

家族は患者さんの状態を目で確認できない状況で、医師からの説明のみで治療の判断をしなければならない事があります。

 

こんな時に、視覚から得る情報はとても大事だと痛感しています。

 

頭の中では元気な家族が、見えないところで悪くなっていても、想像が中々できないんですよね。

 

それでも治療や今後の方針をどうするのか、家族が意思決定しなければならない現状なのです。

 

 

看護師として思うこと

  • 直接会えない患者さんの苦痛
  • 直接会えない事で、日に日に存在を忘れていってしまう患者さん家族の気持ち
  • 患者さんの状態を目で確認できない家族の気持ち
  • それをなんとか理解できるように、常に言葉を選びならが対応している医療スタッフ

 

 

みんな苦しい状況の中で、通常の病気の治療と並行して心のケアに当たっています。

看護師、医師が怒りの矛先になるのは日常茶飯事です。

 

 

もしどんなに家族や患者さんに怒鳴られても、できる限り家族や患者さんが納得できる形で寄り添ってできる看護をしたいキナコでした。

 

 

 

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  • この記事を書いた人

キナコ

沖縄県在住ナース。 主婦の私が購入して良かった物紹介/ナースの日常/時々アップル製品の事/時々沖縄の事をぼちぼち更新しています。 主婦の皆さん、是非暇つぶしに覗いてみてください。

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